県政報告
平成26年9月定例会(第6号)
2014年10月10日
(主な質疑)
- 1: 午前十時十分開議
◯議長(三浦孝司君) ただいまから会議を開きます。
直ちに議事日程に従い会議を進めます。
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日程第一 諸般の報告
- 2:◯議長(三浦孝司君) この際、諸般の報告をいたします。
人事委員長から職員の給与等に関する報告及び勧告がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。
次に、知事から平成二十五年度男女共同参画の推進に関する施策の実施状況に関する年次報告がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。
次に、知事から平成二十五年度観光振興に関する施策の実施状況に関する年次報告がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。
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日程第二 第百二十三号議案平成二十六年度愛知県一般
会計補正予算から第百五十四号議案土地利用審
査会の委員の選任についてまで
- 3:◯議長(三浦孝司君) 次に、各常任委員会に付託いたしました第百二十三号議案平成二十六年度愛知県一般会計補正予算から第百五十四号議案土地利用審査会の委員の選任についてまでを一括議題といたします。
直ちに各常任委員長の報告を求めます。
地域振興環境委員長渡辺昇議員。
- 4:◯四十五番(渡辺昇君) 地域振興環境委員会に付託されました議案は、第百二十三号議案平成二十六年度愛知県一般会計補正予算外三件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百二十三号議案、第百二十七号議案、第百三十号議案及び第百四十六号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
- 5:◯議長(三浦孝司君) 健康福祉委員長木藤俊郎議員。
- 6:◯六十七番(木藤俊郎君) 健康福祉委員会に付託されました議案は、第百二十八号議案幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について外五件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百二十八号議案及び第百三十一号議案から第百三十五号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告を申し上げます。(拍手)
- 7:◯議長(三浦孝司君) 産業労働委員長浅井よしたか議員。
- 8:◯三十六番(浅井よしたか君) 産業労働委員会に付託されました議案は、第百二十四号議案平成二十六年度愛知県用地造成事業会計補正予算一件であります。
本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
- 9:◯議長(三浦孝司君) 農林水産委員長鈴木喜博議員。
- 10:◯六十番(鈴木喜博君) 農林水産委員会に付託されました議案は、第百二十三号議案平成二十六年度愛知県一般会計補正予算一件であります。
本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
- 11:◯議長(三浦孝司君) 建設委員長峰野修議員。
- 12:◯六十一番(峰野修君) 建設委員会に付託されました議案は、第百二十三号議案平成二十六年度愛知県一般会計補正予算外七件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百二十三号議案及び第百三十八号議案から第百四十四号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
- 13:◯議長(三浦孝司君) 文教委員長小山たすく議員。
- 14:◯三十四番(小山たすく君) 文教委員会に付託されました議案は、第百二十六号議案愛知県いじめ問題対策委員会及び愛知県いじめ問題調査委員会条例の制定について外一件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百二十六号議案及び第百三十六号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
- 15:◯議長(三浦孝司君) 警察委員長石井芳樹議員。
- 16:◯五十九番(石井芳樹君) 警察委員会に付託されました議案は、第百二十三号議案平成二十六年度愛知県一般会計補正予算外二件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百二十三号議案、第百三十七号議案及び第百四十五号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
- 17:◯議長(三浦孝司君) 総務県民委員長吉田真人議員。
- 18:◯六十三番(吉田真人君) 総務県民委員会に付託されました議案は、第百二十三号議案平成二十六年度愛知県一般会計補正予算外十件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百二十三号議案、第百二十五号議案及び第百二十九号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決し、第百四十七号議案から第百五十四号議案までは、いずれも全員一致をもって同意すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
- 19:◯議長(三浦孝司君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。
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- 20:◯三十八番(原よしのぶ君) 各常任委員長の報告のとおり、第百二十三号議案から第百四十六号議案までは原案のとおり可決され、第百四十七号議案から第百五十四号議案までは同意されたいという動議を提出いたします。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
- 21:◯議長(三浦孝司君) 原よしのぶ議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
- 22:◯議長(三浦孝司君) 御異議なしと認めます。よって、第百二十三号議案から第百四十六号議案までは原案のとおり可決され、第百四十七号議案から第百五十四号議案までは同意されました。
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日程第三 決算第一号平成二十五年度愛知県一般会計歳
入歳出決算から決算第十二号平成二十五年度愛
知県県営住宅管理事業特別会計歳入歳出決算ま
で
- 23:◯議長(三浦孝司君) 次に、決算第一号平成二十五年度愛知県一般会計歳入歳出決算から決算第十二号平成二十五年度愛知県県営住宅管理事業特別会計歳入歳出決算までを一括議題といたします。
本件については、一般会計・特別会計決算特別委員長から閉会中継続審査したい旨の申し出がありました。
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- 24:◯議長(三浦孝司君) お諮りいたします。一般会計・特別会計決算特別委員長の申し出のとおり決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
- 25:◯議長(三浦孝司君) 御異議なしと認めます。よって、決算第一号から決算第十二号までは閉会中継続審査することに決定いたしました。
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日程第四 決算第十三号平成二十五年度愛知県県立病院
事業会計決算から決算第十六号平成二十五年度
愛知県用地造成事業会計決算まで
- 26:◯議長(三浦孝司君) 次に、決算第十三号平成二十五年度愛知県県立病院事業会計決算から決算第十六号平成二十五年度愛知県用地造成事業会計決算までを一括議題といたします。
本件については、公営企業会計決算特別委員長から閉会中継続審査したい旨の申し出がありました。
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- 27:◯議長(三浦孝司君) お諮りいたします。公営企業会計決算特別委員長の申し出のとおり決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
- 28:◯議長(三浦孝司君) 御異議なしと認めます。よって、決算第十三号から決算第十六号までは閉会中継続審査することに決定いたしました。
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日程第五 意見書案(土砂災害防止対策の充実について
外七件)
- 29:◯議長(三浦孝司君) 次に、意見書案でありますが、土砂災害防止対策の充実について、地方財政の充実・強化について、農林水産業に係る燃油価格高騰対策の継続について、軽度外傷性脳損傷に係る支援体制の充実について、社会福祉法人に対する法人税の非課税措置の継続について、自動車諸税の抜本的見直しについて、亜炭鉱廃坑の安全対策の推進について、産後ケア対策の充実について、以上八件の意見書案がいずれも成規の手続を経て提出されております。
これを直ちに議題として提案者から提案理由の説明を求めます。
- 30:◯三十九番(須崎かん君) ただいま議題となりました八件の意見書案中、初めの四件について、私から提案理由の説明をいたします。
文案はお手元に配付してあるとおりであります。
まず初めに、土砂災害防止対策の充実についての意見書案についてであります。
多くの人命が失われる土砂災害で、近年、毎年のように発生しており、本年八月にも広島県において、豪雨による土石流等によって七十名を超える人命が失われるなど、甚大な被害が生じているところであります。
こうした中、ソフト面での対策としては、都道府県において、土砂災害のおそれのある区域を土砂災害警戒区域に指定するなどの取り組みを進めているところでありますが、取り組みが円滑に進んでいるとは言えない状況にあります。
また、ハード面での対策については、土砂災害を未然に防止するため、砂防事業や治山事業を一層推進する必要があります。
そこで、国に対し、土砂災害警戒区域等の指定の促進等のため、財政支援の拡充や必要な法改正等を行うとともに、土砂災害の防止に関する意識啓発を図ることなどを要望するものであります。
次に、地方財政の充実・強化についての意見書案についてであります。
地方自治体が担う役割が年々増大する中で、安定的な行財政運営を実現するためには、国と地方の十分な協議を保障した上で、地域の財政需要を的確に見積もり、実態に合った一般財源総額を確保する必要があります。
こうした中、政府においては、地方交付税の別枠加算の削減や歳出特別枠の廃止など、地方財政の削減に向けた圧力が強まっているとともに、法人実効税率の引き下げなど、法人課税の見直しについても議論されており、地方財政に深刻な影響を与えることが懸念されております。
そこで、国に対し、地方財政の充実強化を図るため、地方財政計画等の決定に当たっては、国と地方の協議の場で十分な協議を行った上で決定することや、国税五税の法定率の引き上げ等により地方交付税総額の増額を図り、臨時財政対策債を廃止することなどを要望するものであります。
次に、農林水産業に係る燃油価格高騰対策の継続についての意見書案についてであります。
最近の原油価格は、未曽有の高い水準で推移しており、県民の生活や地域経済に多大な影響を与えております。中でも、本県の重要な産業である農林水産業においては、燃油価格の高どまり等により経営が著しく圧迫されており、事業者は危険な状況に直面しております。
こうした中、国においては、農林水産業への影響を緩和するため、施設園芸農家や漁業者等を対象とする時限を定めた緊急措置を行っているところでありますが、今後も支援を継続する必要があります。
そこで、国に対し、農林水産業に係る燃油価格高騰対策を継続するため、平成二十六年度末までとなっている施設園芸農家のため、燃油価格高騰緊急対策を平成二十七年度以降も継続して実施することなどを要望するものであります。
次に、軽度外傷性脳損傷に係る支援体制の充実についての意見書案についてであります。
軽度外傷性脳損傷は、転倒や交通事故等により頭部に衝撃を受けた際に脳を損傷し、その結果として、記憶力等の低下や意識障害、半身麻痺といった複雑かつ多様な症状があらわれる疾病であります。
この疾病は、患者本人からさまざまな自覚症状が示されているにもかかわらず、MRI等の画像検査では異常が発見されにくいことから、労働者災害補償保険等の補償対象にならず、働くことが困難な上に、補償も十分に受けられないため、経済的に追い込まれてしまうケースなどが見受けられます。
そこで、国に対し、軽度外傷性脳損傷に係る支援体制の充実を図るため、軽度外傷性脳損傷のために働けない患者が、労働者災害補償保険の障害補償年金等が受給できるよう、労災認定基準を改正することなどを要望するものであります。
以上、四件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。
なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。
切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
- 31:◯三十八番(原よしのぶ君) 次に、残りの意見書案四件について、私から提案理由の説明をいたします。
文案はお手元に配付してあるとおりであります。
まず初めに、社会福祉法人に対する法人税の非課税措置の継続についての意見書案についてであります。
社会福祉法人は、社会福祉事業を行うことを目的として設立される公益法人であり、その非営利性、公益性に鑑みて、運営に当たって強い公的規制を受ける一方で、法人税の原則非課税など、税制優遇措置や補助金の交付を受けております。
こうした中、本年六月、政府の税制調査会において、公益法人等に対する課税の抜本的な見直しを行う必要があり、特に介護サービスのように民間事業者との競合が発生している分野については、経営形態間での課税の公平性を確保していく必要があるとされたところであります。
しかしながら、少子・高齢化が急速に進む中で、社会のセーフティネット機能を担っている社会福祉法人を市場原理により営利法人と競合させれば、我が国の社会福祉基盤の弱体化を招くおそれがあります。
そこで、国に対し、我が国の安定的な社会福祉基盤を維持、確保するため、社会福祉法人に対する法人税の非課税措置を継続することを要望するものであります。
次に、自動車諸税の抜本的見直しについての意見書案についてであります。
平成二十六年度与党税制改正大綱では、自動車取得税については、消費税率一〇%への引き上げ時に廃止することが明記されたものの、自動車重量税については、平成二十七年度税制改正において、エコカー減税制度の基本構造を恒久化するとされたところであります。
また、同大綱では、消費税率一〇%段階において、自動車取得税のグリーン化機能を維持、強化する環境性能課税を自動車税の取得時の課税として実施することとしており、自動車ユーザーへの税負担の増大や、自動車税制をさらに複雑化させることが懸念されております。
そこで、国に対し、自動車税制の簡素化や国民の負担軽減に向けた自動車諸税の抜本的見直しを図るため、自動車取得税を廃止するとともに、自動車重量税は、廃止を含め負担軽減措置を講ずることなどを要望するものであります。
次に、亜炭鉱廃坑の安全対策の推進についての意見書案についてであります。
亜炭鉱廃坑では、崩落による局地的地盤沈下が発生し、家屋の傾斜や破損等を含む被害が報告されており、さらに、南海トラフ巨大地震の発生等に伴い、今後、大規模な陥没被害の発生が危惧されております。
しかしながら、現行の特定公害復旧事業等基金は、災害発生時の復旧に充当するのが原則となっており、亜炭鉱廃坑の安全対策が十分に進んでいるとは言えない状況であります。
こうした中、国が平成二十五年度に創設した南海トラフ巨大地震亜炭鉱跡防災モデル事業は、予防的地盤対策事業にも活用できることから、亜炭鉱廃坑の安全対策を推進する上で高い効果が期待されております。
そこで、国に対し、亜炭鉱廃坑の安全対策を推進するため、南海トラフ巨大地震亜炭鉱跡防災モデル事業の成果を踏まえ、亜炭鉱廃坑の実態を把握するための調査及び充填に関する事業を早急に実施することを要望するものであります。
次に、産後ケア対策の充実についての意見書案についてであります。
出産は、女性の心身に大きな負担を与えるものであり、特に出産直後から数カ月間は精神的に不安定になる傾向が強く、十分な休養とサポートが必要であります。
しかしながら、近年では、女性の出産年齢が年々高くなるとともに、核家族化や地域社会との関係の希薄化が進んでいる中で、両親等からの支援が受けにくくなっており、健康や育児に不安を抱える母親が増加しているのが現状であります。
こうした中、国においては、産後における心身のケアや育児のサポートを行う産後ケアについて、今年度から妊娠・出産包括支援モデル事業を実施しているところであり、産後ケア対策を早急に確立する必要があります。
そこで、国に対し、産後ケア対策の充実を図るため、妊娠・出産包括支援モデル事業を着実に推進するとともに、本モデル事業の成果を踏まえた産後ケアの提供体制を速やかに整備することなどを要望するものであります。
以上、四件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。
なお、提出先及び字句の整理については議長に一任したいと思います。
切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
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- 32:◯議長(三浦孝司君) ただいま提案者から説明がありました八件の意見書案は可決することに決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
- 33:◯議長(三浦孝司君) 御異議なしと認めます。よって、八件の意見書案は可決されました。
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日程第六 各常任委員会及び議会運営委員会における閉
会中の継続調査について
- 34:◯議長(三浦孝司君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の継続調査についてを議題といたします。
各常任委員長及び議会運営委員長から議席に配付してあります一覧表のとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
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- 35:◯議長(三浦孝司君) 各委員長の申し出のとおり決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
- 36:◯議長(三浦孝司君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査を決定いたしました。
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日程第七 議員の派遣について
- 37:◯議長(三浦孝司君) 次に、議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。議席に配付してあります文書のとおり議員を派遣することに決定いたしまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
- 38:◯議長(三浦孝司君) 御異議なしと認めます。よって、議席に配付してあります文書のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
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- 39:◯議長(三浦孝司君) 以上で本議会に付議されました案件は全て議了いたしました。
これをもって本日の会議を閉じ、平成二十六年九月定例愛知県議会を閉会いたします。
午前十時二十九分閉会
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閉 会 式
午前十時三十分開式
- 40:◯事務局長(篠田信示君) ただいまから閉会式を行います。御起立願います。
〔全員起立〕
〔議長三浦孝司君登壇〕
- 41:◯議長(三浦孝司君) 閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
このたびの御嶽山の噴火により、愛知県民を含む多くの方々が亡くなられました。心から御冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。また、負傷された皆さん、被災地域の皆さんにお見舞いを申し上げます。
いまだ行方不明となっている方々の一刻も早い救出をお祈りいたしますとともに、懸命な救助活動に当たっておられる関係機関の皆様に心から感謝申し上げます。
議員各位には、九月定例愛知県議会に付議されました諸議案を初め、当面する県政の重要課題について、終始御熱心に審議を進められましたことに対し、衷心より敬意と謝意を表するところであります。
当局におかれましては、会期中に各議員から述べられました意見を十分に尊重され、県政の運営に格段の御尽力をいただきますよう希望するものであります。
今議会の運営に当たり、議員各位を初め、理事者並びに関係各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げます。
さて、このたび、赤崎勇名城大学大学院教授と天野浩名古屋大学大学院教授がノーベル物理学賞を受賞される栄誉に輝かれました。両教授の御研究の成果が認められましたことは、本県の産業の発展に全力で取り組んでいる県議会といたしましても喜ばしい限りであり、受賞を心からお喜び申し上げます。
すがすがしい秋を迎え、皆様方には一層の御自愛の上、御活躍を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。(拍手)
〔知事大村秀章君登壇〕
- 42:◯知事(大村秀章君) 閉会に当たりまして、私からも御挨拶を申し上げます。
このたびの定例県議会に提案をいたしました各議案につきましては、議員の皆様方におかれまして、十分に御審議をいただき、また、各議案は全て御議決をいただきました。厚く御礼を申し上げます。
御議決をいただきました各議案は、審議経過を十分尊重いたしまして、適切な運用をしてまいります。
また、御要望いただきました各事項につきましては、今後慎重に検討し、努力をしてまいります。
去る九月二十七日の御嶽山の噴火により、本県在住の方を初め、多くの方が被災をされました。亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、負傷された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
今なお行方不明の方の捜索が続けられております。救助活動に当たっておられる関係者の皆様に感謝を申し上げますとともに、一刻も早い救出を心からお祈りを申し上げます。
さて、十月七日に、ことしのノーベル物理学賞を名城大学大学院の赤崎勇教授と名古屋大学大学院の天野浩教授が受賞されることが発表されました。
お二人の長年にわたる愛知での研究の成果が世界に高く評価をされたことは、愛知県民の大きな誇りであり、また、日本の産業首都を目指している愛知県に、そして、次代を担う若者に大きな勇気を与えてくれました。受賞を心からお喜び申し上げます。
また、十月十二日から国民体育大会が、十一月一日からは全国障害者スポーツ大会がことしは長崎県で開催をされます。本県の代表選手の皆様には大いに頑張っていただきたいと思っております。
そして、十一月十日から開催をされるESDユネスコ世界会議まで一カ月となりました。開催機運のさらなる盛り上げと会議に来られる方々を歓迎するため、本日から順次、名古屋市中心部、空港、主要駅におきまして、PRと歓迎装飾を実施してまいります。
本日は、名古屋駅前でのSKE48の等身大写真による巨大壁面広告のお披露目式、名古屋テレビ塔でのイルミネーション点灯式に私も出席をいたします。
引き続き、会議の準備をしっかりと進めるとともに、世界会議の盛り上げに努めてまいります。
また、来月下旬には、技能五輪・アビリンピックあいち大会が開催されます。昨日の愛知県選手団結団式には、私も出席をし、選手の皆様を激励してまいりました。あいち大会での大活躍を期待いたしております。
深まり行く秋を迎えまして、議員の皆様方には十分健康に留意をしていただき、県政発展のために格別の御尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
- 43:◯事務局長(篠田信示君) これをもちまして閉会式を終わります。どうもありがとうございました。
午前十時三十五分閉式