政策・私の決意

 

政治は必要か?

「政治は必要か?」と問われれば、本来、政治家も、弁護士も、消防士も、警察官も、無ければ無い方が世の中にとって幸せであります。

なぜなら、戦争が無く、争いが無く、災害も犯罪も無い世の中が暮らしにとって一番良いに決まっているからであります。

しかしながら、私たちが生きていく上でどれも残念ながら避けて通ることはできません。

また、普段の私たちのくらしの中にも政治は密接に関わりあっております。 例えば、居を構えれば住民税が、買い物をすれば消費税がかかります。公共交通機関の利用料金も施設利用料もまた法律や条例等で定められております。このように目に見えない法律等の網に触れながら私たちは日常生活を送っております。

もしそこに危険を感じるなら、率先し法律の網をかけていき安全をはかり、また息苦しければ法律の網を緩めて風通しを良くしていく、これが政治の役割であります。

 

光のないところに光を当てる

今時代は、右肩上がりに人口が増え、税収も増える時代ではありません。

過去の総花的に予算を各所へ配分する時代から、プライオリティ、即ち優先順位を決めて、地域に一体何が求められているかを素早く判断して、未来への投資を行わなければならない時代であります。

更には、地方分権から地方主権へと時代は変わりつつある中で、権限と財源の移譲が求められております。地方の裁量の増加は金太郎飴の様なまちづくりから、各市町に特色と地域性を与えます。 しかし、裏を返せば、ひとたび失政を行えば国が責任と財源を補てんすることなく夕張市のように途端に行政サービスが他市町と比べ縮減されるという恐ろしさも併せ持つということであります。今後はより一層に政治の責任は重く、避けがたいものであり、併せて、だからこそ政治は「公の精神」を持って未来を創造し、夢や希望を育て、また現在においては的確にニーズを捉え、光の当たらないところに光が当たるよう努めていかなければならないと強く思うところであります。

今後とも、多くの皆様とのふれあいを通じて様々な事を吸収し、一つでも、二つでも形になったと言って頂けるまちづくりのため、精一杯の若い力で取り組んでいく決意であります。夢ある地域のため全力疾走で頑張ってまいります。